ポンペイに呪われた(?)遺物が返却される【世界のニュース】

2020年10月13日、イタリアのニュースです。

2000年前に火山で埋もれた街ポンペイに、呪われていると言われている遺物が手紙とともに返却されました。

手紙の主はかつてポンペイを訪れた旅行者です。


手紙にはNicoleと署名されており、カナダからイタリアのポンペイに届きました。

中にはモザイクのタイルや陶器の破片と見られるものがいくつか入っていました。



手紙には、「15年前にポンペイを訪れたときにこれらの物を持ち去ってから酷い不運に見舞われているため返却したい。15年前の私は若くて馬鹿だった。私は真面目に生きていて、この呪いを子どもたちに渡したくない。思慮に欠けた私の行動を許してほしい。」と書いてありました。

実はポンペイ遺跡の職員たちにとっては、さほど珍しいことではなく、これまで約100件の遺物が同様の理由で返却され、博物館には返却された遺物と旅行者の謝罪の手紙を展示しているそうです。

・イタリアのニュースページ
https://www.ilmessaggero.it/fotogallery/italia/pompei_maledizione_donna_canadese_restituzione_reperti_rubati_solo_sciagure-5515306.html

・CNNのニュースページ
https://edition.cnn.com/travel/article/pompeii-artifacts-returned-scli-intl/index.html

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