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ロッテ岡田、連続記録へ!記録保持者の横沢七郎って誰?どんな人? [野球]


千葉ロッテの岡田幸文外野手(30)が近づいている、デビューからの連続無本塁打打席数記録

1770打席


現在、この記録を保持しているのは、東京セネタースで活躍した横沢七郎選手です。

shichi_yokozawa.jpg
http://eiji1917.blog62.fc2.com/blog-date-201208.htmlより引用


彼は、1936年のデビューから引退まで無本塁打。

引退は1947年なので、この記録は67年もの間、破られていなかったということになります。

それだけ、野球ではホームランが大事ということなのでしょうか。

デビュー後にホームランが打てない人は、プロとして活動し続けていくことが難しいということも言えるかもしれません。



珍記録とも言われていますが、これだけの期間破られなかった大記録です。

そんな記録を保持していた横沢七郎選手とは、一体どのような人物だったのでしょうか




横沢七郎氏は、1913年、日本領だった台湾で生まれています。

何人兄弟かはわかりませんが、兄の横沢三郎氏は後に野球監督としてセネタースを率いた後、国民野球連盟理事、そしてパ・リーグの審判部長を歴任。

さらに、もう一人の兄、横沢四郎氏も、東京セネタースで活躍したプロ野球選手でした。

まさに、野球一家だったと言えます。


七郎氏は、あの名門・慶應義塾大学を卒業

その後、1936年に東京セネタースに入団し、兄の四郎氏とともに活躍します。


しかし、1940年、太平洋戦争の影響で国内情勢が不安定になる中、
チーム名は「翼軍」に変わり、七郎氏は一時引退します。

そして戦後の1946年、再びセネタースに入団し、翌1947年に引退しました。


その間、通算1770打席で無本塁打

日本の激動の時代に、プロ野球史に長く残ることとなる記録を樹立したのです。



その後は、七郎氏も審判となり、オールスターゲームに審判として出場するなど、活躍しました。


そして、2002年10月、多臓器不全のため、89歳でこの世を去りました。



横沢氏の記録は、彼の生涯を通して破られることはなく、死後10年以上も残っています。

しかし、今日、岡田選手が試合に出場することで破られるだろうと予想されています。


横沢氏は、天国でも今日という日をずっと待っていたかもしれませんね。



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